大気象理学の基本
大気象理学の基本
- 大気象理学は、九星気学、方位学、風水や家相学など市販されている本に記載してある内容（解釈）とは異なります（一部同じ部分もあると思いますが）。
- 方位を見る場合は磁北で見ます。場所により西偏の角度が変わります。また、東西南北は３０°、乾（北西）巽（南東）坤（南西）艮（北東）は６０°で見ます。
- 大気象理学では、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性のように「性」という字を使用します。
- 基本的に各人の本命は１８歳以上は年盤本命、１８歳未満は月盤本命で見ます。ただし、１８歳から２０歳までの間は月盤本命から年盤本命に移行する期間ですので注意が必要です。
ですから基本２０歳を過ぎたらいわゆる月命（上記月盤本命）は方位を見る場合には考慮しませんので、月命殺や月命的殺方位というものは存在しません。
- 定位対冲や水火殺等はありません。
- 少なくとも過去７０数年定位対冲や水火殺といわれる方位への移転等を指導して事故を起こしたことはありません。
- 傾斜という用語も使用しません。
- 性格等を見るときに同様の見方（すべてが同じではありません）をしますが用語として使用しません。
- 六大凶殺とは、五黄殺気、暗剣殺気、本命殺気、本命的殺気、歳破気、月破気を言います。
- 五黄殺気とは、五黄土気が遁甲（回っている）している方位
- 暗剣殺気とは、五黄土気の反対の方位
- 本命殺気とは、自己の九性と同じ九気が遁甲（回っている）している方位
- 本命的殺気とは、本命殺気の反対の方位
- 歳破気とは、今年の干支の反対方位（２０１０年は寅年（方位で言うと艮（うしとら）北東）なので反対方位の坤（ひつじさる）南西）
- 月破気とは、今月の反対方位（今月が３月なら卯の月（東）の反対の西）
- 八方塞とは、八方位のどこにも自己の本命に対する祐気（吉）方位がないことをいいます。自己の本命と同一の九気が中宮に入ったときに八方塞というのは誤りです。
- 小児殺気とは、数え４歳（満３歳）までの子が月建方位（３月なら東、６月なら南等）への引越し（移転）をすることです。
- 日盤を含め陰遁のみの使用になります。気学の多くは日盤に陰陽遁を使用していますが同じ日（一白と九紫の日）が２日続くので疑問。
- 土用ですが、土用期間中に植物や作物の種をまいたり、家等の建築を開始したりと土いじりや土を掘り起こすことは五黄殺の作用を受けるので禁止ですが、引越し（移転）や旅行などは関係ありません。また、土用殺方位（１月の北東方位、４月の南東方位、７月の南西方位、１０月の北西方位）なんていうものもありません。
- 相生、相剋、祐気、剋気は人と人及び物と物には使用しませんので人の相性は九性では見ません。
- 例えば、一白水性の方と九紫火性の方は火と水で相剋だから相性が悪い等とは言いません。そんなことを言っていたら五黄土性の方は相性がいい方はいなくなります。
- 相生、相剋、祐気、剋気（自然に「順するか」、「逆するか」）しかありませんので「無影響」ということはあり得ません。
- 移転（引越し）に関してはの吉方位は家族の一人一人がそれぞれ呼吸をしていますので家族全員について見ます。
家主だけ又は夫婦だけの吉方位を見ればよいというのは誤りです。子供がいじめられたり素行不良になる原因になります。
